2017年12月6日
第6講 実戦 現場実習植栽実技指導ワークショップ
現場での実践を世界で活躍するガーデナー戸髙文晴氏をお迎えし開催されました。実際のお客様の家の植栽をワークショップ形式で学んでいきます。
スポット参加の場合現場作業が慣れている生徒でも不意の事故が発生しやすいため 当日のスケジュールや注意事項のミーティングをします。
ティーズガーデンスクエア職員の指導のもとで さまざまな技術を体に覚え込ませています。
経験者、未経験者を問わず挑戦し たくましくも見えます
特殊土壌改良 支柱掛け カラーコーディネート 石組 さまざまな座学ではわからない盛りだくさんの講義内容でした。
受講者の声
植物の種類に驚きました。たくさんのものを持ってきて全部植えないところに大変驚かされました。
土壌改良に重点を置いていて、惜しげもなく使う理由もわかりました。
ヤダケやトクサなどの発想は自分にはないものです。
数年後あの庭がどうなっているか非常に興味があります。
現場で実際作業させていただき、肥料のやりかた、地下支柱、石組みでの植栽の仕方などなど、もりだくさんで、とても刺激がある講習になりました。
とくに今まで、植栽を植えるときは腐葉土ぐらいしかいれてなかったので、これからは実践していきます。
石組みでは、間に植栽をいれることで、自然なイメージに変化し、そこにずっと前からすわっているように感じることができる空間を演出できることを学びました。
普段の「しごと」では味わえない感動がそこにはありました。
現場から移動中の車中でも講義を行った中で
「お客様が味わう感動を、プロである自分が不覚にも味わってしまった。悔しいけれど感動した」
そんなコメントも飛び出てきました。
緑が世界を変える。「しごと」「作業」からエンターテーメントヘ。モノ売りではなく価値そして夢を売る。素晴らしいビジネスモデルだということを体感し生徒の皆さん一人ひとりに深く心に刻まれた 講義となりました。
1. 先生が大変よく動かれていたのが印象的でした。普段と違う職人気質の面も垣間見れました。
2. 今日積んだ石が、笹・ふきそうを植え込んだりスナゴケを付着したりすることで、あたかも年月を経たようになり、尚且つ『自然』に見えていくのは感心しました。石だけに関わらず庭全体が今作りました感がなく『自然』な感じで仕上がっていくさまが凄かったです。
3. あまり大きな家ではないので、家の前面には背の高い植木はどうかなと思っていましたが、図面とは違い前面に植えることによって、植木の柔らかさがこの建物が持つ本来のシャープさをより際立建ていました。いい意味で裏切られました。
4. ガレージ奥の高木シマトネリコ、見とれてしまいました。高さ、樹形あまりにも良くまるで図面の点景に使用する型番そのものです。探せばあるんだなとその美しさに、ほんとうに、ほんとうに見とれてしまいました。
5. 最後に、造作過程を見ることにより何故、完成度の高い庭が出来上がるのかが少しは分かったように思う一日でした。『自然』な仕上り大切さを感じました。