2017年11月22日

第5講 庭たのしい!

施工作品見学、生のお客様の声を聴くヒアリング訓練、撮影実習が開催されました。

お施主様へインタビューに答えて頂けるようお願いしました。

施工現場をただ見るだけではなく実際に利用した感想や発注までのプロセスなどクライアントが何をどう感じているのかが聞ける非常に貴重な体験化できるカリキュラムです。

 

積極的な生徒の質問にお客様も積極的に答えていただきました。

授業後の感想文にも充実していたコメントが多数寄せられました。

本当に貴重な体験をさせていただいて、改めてT’Sガーデンスクールに入ってよかったと思える瞬間でした。

実際にお客様の中の声をきけることはなかなかないことです。それも先生とお客様との関係性があったからこそ。

庭にストーリーを作ってあげることで、もともとそこにあったような空間、癒しの空間、家族の空間が生まれてくるのだとおもいました。

改めて雑木の庭のすばらしさ、自然美、を感じて早くお客様と庭を作りたいとわくわくしてきました。

段取りから㊙資料まで何から何まで充実した講義内容でした。

 

お伺いしたお客様。すべての方が工事に満足されていて、ティーズガーデンとの信頼関係の高さに驚きました。

予算の面でも、最初の段階で高いものが出てくる期待感と、それなりの予算を想定されて問い合わせしているように感じました。

同業者との競合に全くなっていないので、それだけ戸高先生しか出来ない付加価値のある提案しているのだと感心しました。

細部のデザインにも意味があって、細かい施工にもこだわりが感じられ、参考になりました。

 

『庭で世界平和』納得しました。

戸高先生のPLAN力(ストーリー)、お客様の植木への想い・資金力の相乗効果によって、樹々・植物の本来の持つ力以上のものが引き出されていると感じました。

生きるための庭。気持ちが穏やかになる。

三和木さんの現場で広縁に座って仰ぎ見る高木とその空はより広大に見えました。

不思議な空間を感じさせてもらいました。

完成後の感想をたずねると、「これが完成とは思っていません、これからどんどん変わっていくのが楽しみです。」という返答に庭は家族とともに成長していくという意味が分かったように思いました、同時にそういう庭造りをしていきたいと思いました。訪問させて頂いたお客様すべてが幸せそうに『庭』を語ってられました。しみじみとおっしゃた『私の宝』になるような庭造り、目指したいと思います。

 

実際に戸高先生が作られた庭を見た事、お施主様にインタビューをさせてもらえた事はとても勉強になりました。
現段階で『自分が作りたいけど作る事ができていない庭』を見る事ができた事は、今後そういった庭を提案する時の自信につながりましたし実際に、過ごされている方からの意見は、自分がどういった方向性で庭を作って行けばいいか、どういった人達にアピールしていけば、楽しい庭が作る事ができるのかと言うヒントになりました。
お施主様にインタビューしたことで一番聞きたかった、どういったライフスタイルを送っていますか?という答えについて、自分の中で『アウトドアが好きで、日頃から自然に触れている人達』というイメージがありましたが、実際はその逆だったことに驚きました。
それよりは、幼いころに感じた自然というものに対する感動などが、大人になった今自分の持つ庭にもそういった感動を取り入れてほしいという思いから、庭造りにつながっているそういった方が多くいたように感じました。
一つ分かったことが、庭造りと言うのは『物を売る』と言う事ではなく『事を売る』と言う事だなと言う事。分かっていたかもしれませんが、実際にお施主様のインタビューで再確認する事ができました。

 

 

サルスベリ樹形

庭の全体を通して一番印象に残ったことは、「帰るのが楽しみ」というお客様の声です。

今までの講義でも感じた事ですが、外からのデザインが一つ重要だなと実感しました。それはチェルシーの見せる庭を経験しての感覚。

お客さんが自分の家に車で帰って来て、家に近づいて来て見える景色とワクワク感って重要で、それが庭の役目なんだと改めて思いました。

もう一つ、お庭のメンテナンスですが、お客様の声で気になったこと、まだまだ考えていかなきゃいけない分野だなと感じました。

大変貴重な時間をありがとうございました。

 

 

 

ご協力いただいた皆様。本当にありがとうございました。

生徒をはじめ関係者一同大変感謝いたしております。

世界平和への第一歩として 庭での幸せを皆、実感できたようです。

ほとんどのお客様がお仕事を休んでいただきました。

本当に頭が下がります。

ありがとうございました。皆様のご協力によりノーベル平和賞に一歩近づきました。

今後ともよろしくお願いいたします。

ティーズガーデンスクール代表 戸髙文晴